分散投資で資産を安全に増やす方法


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前回、いかに確定拠出年金がすべての日本人にとって必修項目であるか
を解説しました。
→ 前回の記事

ところで、確定拠出年金についても分散投資が大切ですので
一つの投資信託に頼るのではなく、積立金を複数に分けて保全することが
大切になってきます。

そこで今回は、どの商品をどのように組み入れるべきかについて、
お話ししたいと思います。

昔から言われている最もポピュラーな組み合わせは
株式と債券で半分ずつ、国内と海外で半分ずつに分けるという方法です。

この方法ですと
・日経225インデックス(またはTOPIXインデックス):1/4
・外国株式:1/4
・日本債券インデックス:1/4
・外国債券インデックス:1/4
という持ち方が正解になります。

しかし、確定拠出年金で運用する投資信託だけにフォーカスして
複数に分散する方法が、必ずしも正しい分散投資法ではありません。

正しく分散して資産を保全しながら増やすためには、自分が持っている
資産全体のなかで考えなければ意味がないからです。

たとえば日本人の場合には、金融資産の大半を預貯金で運用しています。
そうであるならば、確定拠出年金のなかであえて預貯金で運用しても
分散投資にはならないのです。

また、預貯金や生命保険などは国債で運用されていますから国内債券で
運用することも、さほど分散投資にはなりません。

しかも、日本では国内債券といえども今後はどのようになるか
予想がつきませんし、海外の有名なファンドも相次いで債券の運用比率を
下げ始めているという現実があります。

たとえば、ハイレベルな運用で知られるエール大学財団は1994年からの
20年間でなんと平均13.9%のリターンを上げています。
そのエール財団では7割以上を金融商品以外の資産で運用していて、
債券については5%以下にまで運用比率を下げているのです。

このように考えると、今の時代に従来の4分法が通用するわけがありません。

むしろ、国内債券の代わりにJ-REITファンドや外国REITファンドを入れたほうが
健全だといえるのではないでしょうか。

ただしこれは、国内にも海外にも投資用の不動産を持っていない方の場合です。
もしアパートなどの投資用不動産をすでに持っているならすでに国内の不動産への
分散投資をしていることになるため、あえてJ-REITファンドを買う必要は
ありませんよね。
もちろん、海外にも投資用不動産を持っているなら海外REITファンドも不要に
なるわけです。

 

前回からここまでをまとめると、確定拠出年金は
次の3つがポイントだとわかります。

【確定拠出年金のポイント】

1. 手数料を低く設定していて、信託報酬も低い商品を揃えているネット証券を利用する。

2. ラインナップについては、信託報酬が0.3%以下のインデックス運用の投資信託に限定する。

3. 分散投資の際には確定拠出年金のなかだけで考えるのではなく、保有している資産全体のなかで考える。

 


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