ストーリーが重要なら小説でも読みやがれ!


個人的に大好きな映画監督、映像作家に

アキ・カウリスマキ

ロバート・アルトマン
がいます。

どちらの監督も映画好きにとっては
マニアックな部類に入るでしょう。

と言いますか
映画って監督で決まりません?

カウリスマキはフィンランドの映画監督で、知っているは知っているし
世界的には相当な人気があります。

対しロバート・アルトマンはハリウッドです。
ハリウッドの映画作りを徹底に皮肉った【ザ・プレイヤー】などで
超有名な監督です。

 

映画の魅力って、監督のスタイルにあるのではないでしょうか。

カウリスマキは、あの有名なドストエフスキーの「罪と罰」でデビューしていますが
【過去のない男】
【浮き雲】
【街の明かり】
と、この有名な三部作は絶対に見ておいたほうがいいです。

 

どれもシュールで暗いのですが、最後には一筋の希望が見える、
と云う「これぞまさに映画!」と唸ってしまう作品に仕上がっています。
セリフも極端に少なく、美しい映像で見る人を魅せます。
フェリーニ
「面白おかしいストーリーを期待するなら小説でも読みやがれ!」
と言ったように、映画は映像そのものを楽しむものなのです。

歯に衣きせぬ発言でも有名なカウリスマキですが
そういうユニークなキャラクターも後押しして、注目される監督です。

 

対し、ロバート・アルトマン
いわゆるよく見るハリウッド映画とは、一線を画しています

映像も素晴らしいですが、独自の興味深いアルトマン・ワールドがあります。

【ザ・プレイヤー】ではエンディングで「こう来たか!」
と思わず唸らずにはいられませんし

【ショート・カッツ】なんかではLAの普通の人たちの日常を
リアルに、生々しく描いていて
気持ち悪くなってきます。

【ロング・グッバイ】なんか、もう格好良すぎてシビれてしまいますし。

 

アルトマンカウリスマキも、共通してトゲのある監督ですが
もっと共通してると思うのは

・独自の狂気めいたもの、世界観がある

ということです。

いわゆる異常、過剰な世界観、変態の妄想、変態の行き着く先、みたいな。

 

特に映画なんて、フツーじゃ絶対売れませんし
いわゆる書店のビジネス書コーナーなんて退屈な世界じゃ
そもそも見てもらえないですよね。

仕事ですから、売れる為の作品作りに勤しむハリウッドに対し
逆にそれを痛烈に批判したり。

普通の会社では会社と反対の方針を強く打ち出したら
嫌われるか、下手したらクビになりますが
映画の世界って素敵ですよね。

 

インターネットもここまで日常に浸透してしまうと
いわゆる変態な世界観、で売っている人もいますが
注意が必要です。

単にうざがられる可能性があるからです。

多くの人には嫌われるけど、100人の圧倒的な共感者がいる
ならそれはそれで強いですし、ビジネス的に十分成り立つ可能性があります。

小遣い稼ぎをしたいならそもそも変な世界観を打ち出す必要性すらありません。
ただ単に普通にシコシコ作業して稼げばいいだけだからです。

 

仕事の姿勢、スタイルってのは

猛烈に努力してでも成し遂げたい何か、欲望があるかどうか

ではないでしょうか。

アルトマンカウリスマキには絶対にあるでしょう。
それを考えると、会社勤めってのは「小遣い稼ぎスタイル」なのかもしれません。

 

それでは。


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